第16回 乗り物大好きその2 ミニチュアの世界が好き篇


「ドドドラえも~ん」。ヘタレで困ったちゃんの”のび太君”。スネ夫ちゃんに鉄道模型を自慢され「欲しい欲しい何とかしてぐでぇ~」と、今日もドラえもんに泣きつきます。これでは「クレクレ くりゃりんこ~」の”クレクレタコラ”と変わりません。それでも親切なドラえもんは、ポケットから何やらカメラの様な物を取り出し、外で走る自動車や列車などを撮影します。するとカメラからミニチュアとなって現れ、部屋にジオラマの世界が完成しました……。漫画『ドラえもん』にあった物語です。私も子供の頃からミニチュアの世界に憧れていました。サンタクロースからのクリスマスプレゼント「サンダーバード秘密基地(小)」に小躍りし、博物館やイベント会場でのジオラマの前からは、動こうとしませんでした。


閑話。 こんなドラえもんが側にいたら

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ところで ’実の’ と ’赤の他人’ と違っていても、一般的に兄弟名で呼ばれている人達は、個性が強く存在感もある様です。文学界「グリム兄弟」、映画界「コーエン兄弟」と「ウォシャウスキー兄弟(現在性転換で姉妹)」、日本歌謡界「こまどり姉妹」、お笑い界「阿佐ヶ谷姉妹」、分類不明「叶姉妹」。ドイツ・ハンブルグ市のブラウン兄弟は、彼らの夢であったミニチュアの世界の博物館「ミニチュアワンダーランド』を実現しました。


日本語版公式動画

https://www.youtube.com/watch?v=iXB-Igd1rpg


ナレーションでも語っていますが、これで完成ではありません。2000年から始まった「夢のミニチュアの世界」は、まだまだ広がるのです。公式動画以外にも、個人やマスコミ関係の撮影した動画が見れますが、それらからも「精巧な作り」と、ひとつひとつの「ストーリー性のある演出」がよくわかります。そして私の大好きな空港エリアは、旅客機の離陸・着陸のエンジン音にまでこだわり、電光掲示板には出発便・到着便の時刻が表示され、それに従って実際に運航されるという徹底ぶり。ブラウン兄弟と製作・運営スタッフの情熱と「ここが大好きです。ぜひ皆さんもこのミニチュアの世界を楽しみに来てください」の思いが伝わります。還暦間近の私、新婚旅行でここへ行ってみたいのです。


今年東京には、「ミニチュアワンダーランド」と良く似たコンセプトで「スモールワールズ東京」がオープンしました。

公式動画

https://www.youtube.com/watch?v=tt9IF-SYKV8

ここもまだ未完成の模様ですが、この動画と他の人の動画を見ても「ミニチュアワンダーランド」と似て非なる世界、まるで「ここに新たな観光スポットを作りました。Gotoトラベルキャンペーンで皆さん来てください」とビジネス優先の施設に思えます。関西国際空港エリアも「ミニチュアワンダーランド」と同じアイデアなのに、この大空港にはJAL機しかいません。スポンサーなのでしょうか。残念ですが漫画『ドラえもん』を読んだ時のワクワクが、この場所からは感じられないのです。ドラえもんとのび太君はどう思うでしょう。最初は期待と物珍しさで訪れた人が、果たしてどれだけリピーターになるのでしょうか。今のままでは先行きが暗そうです。


閑話。私が「ミニチュアワンダーランド」でやりたい事

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都市の破壊 

ノルディックサウンド広島

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