第9回 上流社会についての一考察

ノルディックサウンド広島 9月21日

序論 

私は平民。遠のく年金生活を憂いつつ、低所得者の立場から上流社会について考えてみる。


本論

1 上級国民

新しい特権階級。「不公平」「不平等」「何様ですか」感で使われる事が多い。主に政治家、高級官僚、各分野の権力者を指す。とても悪いイメージである。

2 ダウントン・アビー 

1910年代のイギリス史を背景に、グランサム伯爵家を舞台とした相関関係ドラマシリーズ。細やかな演出、ウイットに富んだセリフ、出演者の確かな演技力で黄昏ゆく貴族社会の日常を描いた。貴族の夕食は、平民の日常で例えるならば、毎晩結婚披露宴に出席し、疲労するイメージである。

3 ベルサイユのばら 

架空、実在の登場人物を絡ませ、フランス革命最中の、王妃マリー・アントワネットの処刑までを描いた池田理代子の漫画。比較的教室内への私物持ち込みが緩やかだった小学校高学年時、誰かが持参したこの本を、クラスの大人数でまわし読みをした結果ボロボロになり、持ち主が大変怒った。私が初めて「王侯・貴族社会」とはを意識した作品。ゆえに暫くは上流社会とは、ベルサイユ宮殿の世界観であった。のちに当時ベルサイユ宮殿にはトイレが無いと知り、とても臭いイメージである。


結論 

私は平民。上流社会とは無縁である。よって私の考える上流社会とは、映画・テレビ・小説・ニュースの中のイメージでしかないという、悲しい結論に至った。


参考文献

池田理代子著「ベルサイユのばら」(集英社) ダウントン・アビー(英国ITC制作)

王侯・貴族社会の実態(イメージ)

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資産家一族の実態(イメージ)

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武家社会の実態(イメージ)

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