第49回 クリスマス物語
東京・南麻布の一角に、ある国の在日大使公邸がありました。緑に覆われた、風格ある少し古い建物です。その室内に、1匹の小さな小さなアダンソンハエトリグモが住んでいました。名前はヴィクトル。ヴィクトルには親がいません。仲間もいません。皆、お掃除ルンバに吸われてしまいました。ヴィクトルの日課は、毎日虫を捕って食べること。お腹がいっぱいになったら…
北欧クラシカル・ジャズCD専門店 「ノルディックサウンド広島」ホームページに掲載のフェイスブックと連動した日記です。日常や過去の出来事を昭和の目線から総合的・俯瞰的に書いています。どうか温かい目で見守って下さい。