第20回 マスク売りの少女
「マスクはいかが。マスクはいかが。売れ残ったマスクはいかが。引き取り手のないアベノマスクもいかが」。夜の街に、売り声が虚しく響きます。マスク売りの少女は手に提げたカゴを見つめて、「1枚も売れない」。そう嘆きました。マスク売りの少女の前職はマッチ売り。流しのマッチ売りで立ち寄ったバーやクラブがコロナ禍で廃業・休業となり、千鳥足で「うちにけ…
北欧クラシカル・ジャズCD専門店 「ノルディックサウンド広島」ホームページに掲載のフェイスブックと連動した日記です。日常や過去の出来事を昭和の目線から総合的・俯瞰的に書いています。どうか温かい目で見守って下さい。